lab/技術情報
PyCharm?でRemote Debug †
コーディング環境はWindows,GPUサーバはUbuntu,という人向けにRemote Debugを実行する手順をまとめる.
多分OSX=>Ubuntu, Ubuntu=>Ubuntuでも通用すると思うので参考に.
目次 †
考え方 †
- GPUサーバにて複数個のPython環境を保持したい.例えば,caffe, tensorflow-0.9, tensorflow-1.0, theanoを並行して環境保持したい場合がある.このとき,sudo pip install oooo xxxxとかやってしまうと,Pythonモジュールの衝突が起こるはずで,インストールできない.virtualenvを使って,環境ごとに異なるPythonモジュールをインストール可能とすることで,並行で環境保持できる.
- どうしてもWindows上のIDEのGUIでデバッグしたい!というニーズは少なからずある. たとえば,CUIでは簡素なデバッグしかできない,LinuxのGPUサーバにXをいれたくない,GPUサーバは発熱騒音がひどいので執務室には置いときたくない,とか.
- そこでWindows上のIDEでコードを書き,サーバ室に置いたLinuxに同期させて,Linuxでコードを実行する方式を採る.Windows上のIDEでステップ実行できるのでデバッグがさくさく進むはずである.
必要なもの †
linux †
- ubuntu
- ubuntuのバージョンは問わないと思われる...本稿では16.04LTSを使用.
- virtualenv
- ssh
- samba
windows †
- pycharm
- jet brains製のPython IDE.remote debugを実行するにはprofessional以上のライセンスが必要です.学生さんならば,卒業までの期限付きのAcademicライセンスでProfessionalライセンスを使用することが可能です.
- windowsにインストールしておきます.2018/4/15現在の最新バージョンは「2018.1」
手順 †
linux †
windows †
その他 †
- 2018.5.9 プロジェクトのルートフォルダが\\192.168.1.1\test\folderのようなネットワークパスの場合,ソースコードを開いて別ウィンドウを表示し,再びソースコードに戻ると勝手に閉じられてしまうという不具合.
log †